タレントプールとは?そのメリットとデメリット
採用活動における手法の一つとして「タレントプール」というものがあります。
タレント(Talent)は英語で「才能」、プール(Pool)は「蓄える」という意味です。採用における「タレントプール」は将来の採用候補者となりそうな人材をデータベースとして管理することを意味します。
今回は「タレントプール」についてのメリットデメリットを詳しくご紹介します。
目次
タレントプールのメリット・デメリット
冒頭でも軽く触れた通り、タレントプールは採用活動の中で「企業の方針が変更になった」「人員が定員に達した」などの事情で、仕方なく採用を見送りとした優秀な人材を、状況次第でもう一度アプローチできるようデータベース化しておくことです。
データベース化した上で、対象の人材と定期的に連絡をとることで、タイミングが巡ってきた時に求人への応募を促すことができます。
タレントプールのメリット
タレントプールでは、企業に対してすでに関心を抱いている人材や、活躍が期待できる人材をデータベースで管理します。そのため、採用の母集団形成を行う必要はありません。
※母集団形成…自社の求人に興味や関心を持っている人材を集めること
その人材に最適なポジションが空いたタイミングですぐに再アプローチを行って、採用活動を効率的に進めることができます。
既にアプローチしたい人材をデータベースとして持っているため、人材紹介会社の利用などにコストをかけずに採用活動を行うことが出来るのも大きなメリットです。
タレントプールのデメリット
採用するポジションに空きがない場合や、企業の方針として採用活動を行う段階まで話がまとまっていない場合は、再アプローチをかけることは避けた方がよいでしょう。
再アプローチは、そのタイミングやアプローチの仕方が難しいため、そこをしっかりと見極める必要があるというのはややデメリットだと言えます。
また、タレントプールを長期間行うとリストの量が多くなってしまうため、再アプローチをする候補者を精査する必要が生まれてきます。この課題に対しては優先順位づけやグループ化を活用して整理を行うことで解決できそうです。
タレントプール活用の流れ
タレントプールを実際に活用する流れは下記のようになります。
①タレントプール管理用のリストを準備する
②面接後に候補者の情報をリストに控えておく
③リストの候補者に定期的にメッセージを送る
④タイミングを見計らって再アプローチを行う
⑤面接→採用
⑥定期的にリスト内の他の候補者を精査する
まとめ
ここまで、タレントプールのメリット・デメリットなどについてご紹介してきました。
まとめると、
「タレントプール」は将来の採用候補者をデータベースとして管理することを意味します。
タレントプールを活用すると、人材紹介会社の利用などにコストをかけずに採用活動を行うことが出来るなどの大きなメリットがあります。
今回の記事がタレントプールについて深く理解する一助になれば幸いです。
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ライター:井上