面接評価シート作成のポイントとすぐに使えるテンプレート
当コラムでは以前に、面接官を行うためのポイントをご紹介しました。
※よければ以下の記事もご参照ください。
面接官を行うための4つのコツとNG行為
今回は「面接評価シート」ついて、その概要と作成例をご紹介したいと思います。
目次
面接評価シートとは?
面接評価シートは、面接のチェックポイントを整理して、応募者を客観的に評価するための物差しとなるものです。
面接評価シートの内容として「評価項目」と「評価基準」があります。例えば、「自己PR」という評価項目に対しては「PRを端的にまとめられているか」という評価基準が考えられます。このように評価項目と評価基準のセットをまとめることで評価シートの作成がスムーズにできます。
面接評価シート作成のポイント
まずは、評価項目をカテゴリーごとに一覧にしてみることをおすすめします。
一例として、性格「向上心、責任感、協調性」 知識「専門知識、語学力、一般常識」 その他「ストレス耐性、状況把握力」のように、カテゴリーごとに評価項目を書き出すのが有効です。
評価項目が完成したら、それらを優先順位に沿って並べて面接評価シートを作成します。
実際の面接では、話の流れで全ての項目をチェックするのが難しい場合も考えられるので、このように優先順位をつけて重要な項目はチェック漏れがないようにするのがポイントです。
面接評価シートのテンプレート
前述の内容を踏まえた上で、面接評価シートのテンプレートを作成してみました。
<基本情報>
・選考情報
面接日時、担当面接官、選考ステータスなど
・応募者情報
氏名、年齢、学歴などについて間違いがないか面接時に確認をする
<評価項目と評価基準>
- マナー・第一印象
・身だしなみは整っているか
・面接官に届く大きさの声で話せているか
・面接官の目を見て受け答えできているか - 志望動機
・志望理由が明確であるか
・話が論理的であるか
・深堀りの質問に対しても、適切に返答ができるか - 自己PR
・自分の強みをしっかりと伝えることができているか
・PRポイントを入社後どう活かすかというイメージができているか - 成功・失敗体験
・体験を語るだけにとどまらず、成功要因・失敗要因をしっかりと分析できているかどうか - 経験・スキル
・入社後に活躍できる十分な経験とスキルをもっているか
・経験・スキルで不足している部分については自ら学ぶ意志があるか - 面接官コメント記入欄
評価項目外の補足などを記入 - 合否欄
各項目をもとに合否を判断し記入する
まとめ
ここまで、面接評価シートの概要と作成例をご紹介してきました。
まとめると、
面接評価シート作成では、評価項目をカテゴリーごとに洗い出し、それを精査して評価シートに当てはめていくことが大切です。
今回の記事が面接を行う際の参考になれば幸いです。
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ライター:井上