企業の事例も紹介!|インフルエンサー採用とは?
芸能人や著名人でない一般人でも、TwitterやInstagramなどのSNSを中心に影響力の大きい人は「インフルエンサー」と呼ばれ注目を集めています。
実は採用の現場でも、インフルエンサーを採用し企業のPRに活かす「インフルエンサー採用」という手法が有力視されています。
今回はインフルエンサー採用の概要と活用事例をご紹介します。
目次
- インフルエンサー採用とは?
- インフルエンサー採用のメリットとデメリット
2-1.インフルエンサー採用のメリット
2-2.インフルエンサー採用のデメリット - インフルエンサー採用の実例
3-1.株式会社サイバー・バズ
3-2.株式会社オンデーズ
- まとめ
インフルエンサー採用とは?
冒頭でも軽くふれたように、インフルエンサー採用とは、Twitter、Instagram、FacebookなどのSNSでの発信力大きい人(インフルエンサー)を優遇的に採用して、自社のPRに活かす活動のことを指します。
具体的には「フォロワーの数」「投稿に対するいいねの数」などの企業が設けた条件を満たしている応募者は、書類選考が免除されて面接に進めるなどの優遇措置を受けることができます。
インフルエンサー採用のメリットとデメリット
インフルエンサー採用のメリット
インフルエンサーは、特定の年齢層やコミュニティーというある程度限定された層に影響力をもっているのが特徴です。
そのため、企業がPRしたいターゲット層とそのインフルエンサーの影響する層が、ピンポイントでマッチすれば非常に高い効果を期待できます。
また、インフルエンサーは自身をブランディングする力に秀でていることが多く、インフルエンサーを採用することで、会社全体のブランディングにもその力を発揮することが期待できます。
インフルエンサー採用のデメリット
拡散力の強いSNSを活用したPRは、投稿の仕方によっては企業のネガティブなイメージを意図せず広げてしまう可能性を秘めており、その点はSNSを活用したPR特有のデメリットだと考えられます。
しかし、過去にSNSを活用してPRに成功した他企業の例を参考に、インフルエンサーの採用、およびその後のPR内容を慎重に検討することでそのような事態は未然に防げそうです。
インフルエンサー採用の実例
株式会社サイバー・バズ
東京都渋谷区に本社を置く「株式会社サイバー・バズ」は、ソーシャルマーケティング事業を中心に行っている会社です。
参考URL:https://www.cyberbuzz.co.jp/recruitcontents/newgrads/influencer.html
サイバー・バズでは、下記の要件で2022年度のインフルエンサー採用を行っていました。(現在応募は終了しています)
「500いいね」or「Reels 1万再生」→ 書類パス
「1,000いいね」or「Reels 5万再生」→ 役員面接
※Reels(リール)…簡単に15秒程度の短尺動画を作成して投稿できるInstagramの機能
具体的には
・Instagram、Facebook、Twitter、YouTube、TikTokいずれかのSNSでの直近1ヶ月以内の1投稿でいいね!数が500以上ついている
または、Instagram Reelsの直近1ヶ月以内の1投稿で10,000再生以上されている応募者を書類パス対象にしています。
さらに
・Instagram、Facebook、Twitter、YouTube、TikTokいずれかのSNSでの直近1ヶ月以内の1投稿でいいね!数が1,000以上ついている応募者、
または、Instagram Reelsの直近1ヶ月以内の1投稿で50,000再生以上されている応募者は書類選考等なしで役員面接に進めるという内容になっています。
サイバー・バズの場合は、TwitterやInstagramだけでなく、Facebook、TikTok、YouTubeなどの様々な媒体での影響力も優遇要件に含まれているのが大きな特徴ですね。
株式会社オンデーズ
東京都品川区に本社をかまえる「株式会社オンデーズ」は、メガネやサングラスの販売を中心に、全国チェーンで展開をしている会社です。
参考URL:https://www.odsaiyou.com/influencer/
オンデーズでは、TwitterかInstagram、どちらかのフォロワー数が10,000人以上の応募者が対象になり、選考段階での書類選考・一時面接・筆記試験などの免除を受けることができます。
また、各職種の基本給にインフルエンサー手当として50,000円がもらえるという制度もあります。
オンデーズのように、選考段階の一部免除+αでインフルエンサー採用のメリットを打ち出していく方法も非常に効果的だと考えられます。
まとめ
ここまで、インフルエンサー採用についてご紹介してきました。
まとめると、
インフルエンサー採用では、企業がPRしたいターゲット層と、インフルエンサーの影響する層をマッチさせることで効果的なPRが行えると言えます。
また具体的な事例の項目では、様々なSNS媒体を優遇条件にしたり、選考段階の一部免除に+αのメリットを設けることで、応募者に訴求する方法が有効であることもご紹介しました。
今回の記事が、インフルエンサー採用についての参考になれば幸いです。
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ライター:井上