【キャリア採用とどう違う?】ポテンシャル採用とは?

これまでの経験や実績から、即戦力になれるかという点で判断する「キャリア採用」。

それに対して「ポテンシャル採用」という潜在力な力を重視し、今後の成長の可能性があるかという点で判断する採用方法も近年非常に注目されています。

今回はそんな「ポテンシャル採用」について詳しくご紹介します。

目次

  1. ポテンシャル採用とは?
  2. ポテンシャル採用のメリット
  3. ポテンシャル採用のデメリット
  4. まとめ



ポテンシャル採用とは?

冒頭で紹介したようにポテンシャル採用は、ポテンシャル(潜在的な力)を重視して、今後の成長の可能性があるかどうかで採用を判断します。

30歳を超えてからの転職の場合は、スキル重視のキャリア採用が大半を占めますが、これからのキャリアにおいて軌道修正が見込めるポテンシャル採用の場合は20代の若い世代が対象になってきます。



ポテンシャル採用のメリット

ポテンシャル採用は、新卒採用と異なり社会人としての言葉遣いやマナーなどの基本的なスキルがそろっている人材を確保できるというメリットがあります。

また、ポテンシャル採用の対象となる20代の若手は特定の企業のカラーに染まっていないことが多く、新卒採用に近い感覚で会社の方向性を理解してもらいながら一緒に成長していけるという点も魅力です。

ポテンシャルがあるかどうかの評価基準は、その人材の学生時代の経験や、これまで培ってきた知識や経験の中で、他の業種に転用できるようなスキルがあるかどうかという点になります。

そして、売り手市場である現在は、応募者が今までのキャリアを活かしながら違う業種に変わるための研修や、給与、福利厚生などで自社のメリットをアピールすることも重要なポイントになっていきます。

このようなポイントを押さえることができれば、即戦力になるスキルはなくとも、潜在的な可能性を有した、他社では到達できない深い層へアプローチができるという点もポテンシャル採用の大きなメリットだと考えられます。



ポテンシャル採用のデメリット

ポテンシャル採用のデメリットとしては、戦力化するための研修がしっかりとそろっている必要がある点です。

すでに即戦力となるスキルをもっている人材を採用するキャリア採用と比べ、ポテンシャル採用は不十分なスキルを引き出すためのサポートが充実していないと成り立ちません。

また、自社のキャリアビションを一方的に伝えるのではなく、応募者が望むキャリアビションを鑑みた上でそれをすり合わせていく力が必要になるため、採用活動に求められる人事のスキルも相対的に高くなります。

この点は、しっかりとしたキャリアビションのすり合わせを行える人材と、それを実現する社内のサポート体制が盤石になってから、ポテンシャル採用を行うことで払拭できる問題だと考えられます。



まとめ

まとめると、
ポテンシャル採用は、潜在的な力を重視して、今後の成長を鑑みて判断する採用方法です。
また、即戦力になるキャリア採用と比べ、自社でしっかりと足りないスキルをサポートする体制を整えておくのがポイントでした。

潜在的な力をもった優れた人材をうまく採用し、会社の成長につなげることができるとよいですね。

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ライター:井上