求人に応募が来ない!応募者を増やす 採用情報の見直し方
過去の記事では、以下のようにさまざまな採用方法についてご紹介してきました。
スクラム採用とは?そのメリットとデメリット
「Twitter就活」って?SNSを活かした採用活動
即戦力採用に最適なブラインド採用とは?
ですが、新しい採用方法を取り入れても、それを求職者に告知して応募数を増やさなければもったいないですよね。今回は、「求人に対して、思ったほどの応募が来ない」という場合に使える、採用情報の見直し方についてのお話です。
目次
- 求人を出してもそもそも応募がない
- 応募が来ない原因は?
- 採用情報の見直しに役立つ5つのポイント
3-1.①仕事内容がイメージできるか
3-2.②求める人材のハードルは高くないか
3-3.③イメージ写真のセレクトは適切か
3-4.④給与・休暇・福利厚生などの情報量は足りているか
3-5.⑤自社の魅力が伝わる内容か - まとめ
求人を出してもそもそも応募がない
インターネット上には様々な求人媒体が存在します。自社の採用情報ページ、採用サイトはもちろん、求人情報掲載サイトや、Indeed(インディード)のような検索エンジンなどです。
複数の媒体を活用している、または力を入れて作っているのに、あまり効果がないかも…と感じたときは、情報の見直しを行うタイミングかもしれません。
応募が来ない原因は?
応募が来ない理由として、主に以下のようなポイントが予想できます。
■求職者の希望条件に合っていない
■求職者が応募条件を満たしていない
■職場の魅力を感じられない
■どんな仕事なのかよくわからない
「本当に条件が合致しない」なら仕方ないのですが、もったいないのは「お互いの条件が合致しているのに、採用情報からそれが伝わっていない」という場合です。良い人材と出会う機会が減ってしまう他、採用後の「思っていたのと違ったな…」というギャップから離職に繋がることも。
そこで、採用情報の見直しに使えるポイントを5つまとめてみました。よければ参考にしてみてください。
採用情報の見直しに役立つ5つのポイント
①仕事内容がイメージできるか
意外とやってしまいがちなのが、仕事内容の情報が足りていないということ。
例えば、同じ「事務」でも、企業によって携わる業務の範囲や種類が違ってきます。データ入力が多いのか?備品管理や発注、発送などの業務も担当するのか?来客や電話対応が主なのか?
社内の人にとっては「来客対応は受付の人がやるからいいよ」「備品管理は別の担当者がいるから」といったことが当たり前かもしれませんが、求職者がその事情を知る方法はありません。業界・業種によって「この仕事はこのポジションがやるもの」といった常識も違います。
できれば「○○や××といった書類の作成」「事務所内の備品管理と発注」などと書いてあると、求職者が仕事の内容をイメージしやすくなるのでいいですね。
Indeedでも、業務内容は詳しく書くよう推奨されています。
詳しくは過去の記事をご参照ください。
【こんなに便利!】Indeed(インディード)とは?そのメリットと仕組み
②求める人材のハードルは高くないか
「どんな人と一緒に働きたいか?」を具体的に決めるのはとても大切なことですが、詳しく書きすぎて「そんな完璧な人はいないよ…」なんて人物像ができあがっていませんか?
こんな資格を持っていてほしい、コミュニケーション能力がある人がいい、チームワークの上で協調性が必要だ、業界何年以上の経験があって、指示しなくても自主的に動けるような…と、希望条件を挙げだしたらキリがないですよね。
ですが、条件を出しすぎることで、書き方によっては「これができない人は不要です!」と受け取られてしまうことも。
もう一度「その条件は、本当に入社時点で必須なのか?」を考えてみてください。今社内で活躍している人の入社時を思い出してみると、求職者が持っているものとこちらが求めるもののギャップがわかるかもしれません。
求める人材像の表現は書き方の工夫が難しいですが、順序立てて考えれば、条件を絞ることはできます。
採用したい人物の設定に迷ったら、よければ過去記事を参考にしてみてください。
採用マッチング率を上げる!ペルソナ設定とは
③イメージ写真のセレクトは適切か
ページ内に使う写真は、文章だけでは伝わらないイメージの手助けをしてくれる重要な要素です。だからこそ、なるべく社風や仕事の雰囲気に合ったものを使います。
明るくみんなでわいわい話す環境なのか、落ち着いてゆっくり作業できるオフィスなのか。写真の選び方だけで、伝わる印象が大きく変わってきます。
社員の写真を使う際は、採用したい人物像に近い人に写ってもらえるとベストです。
④給与・休暇・福利厚生などの情報量は足りているか
「仕事内容」や「求める人物像」は企業側が求職者に求めるものでしたが、給与・休暇・福利厚生などは、求職者側から企業に求めるものです。言い換えれば、求職者側が得られるメリットになります。
給与額はもちろんのこと、キャリアアップの例や産休・育休の取得実績、社内イベントや保有施設など、可能な限り提示しておきましょう。
⑤自社の魅力が伝わる内容か
求職者側に「この会社で働きたい!」と思ってもらうためには、自社の魅力を最大限に伝えなければなりません。
自分の会社の魅力を問われても答えるのは難しいですが、どんな会社にも良い特徴はあるものです。改めて分析したり、客観的な視点で考えたりすることで、「そういえばこれ、うちにしかない特徴かも」ということが見つかるかもしれません。
どんな雰囲気で、どんな経験を得られて、どんな人と働けるのかなど、意外なところにポイントが隠れていることもあります。
自社分析については過去の記事でもご紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
SWOT分析とは?自社の強みを知って効果的な採用情報に!
コンピテンシーとは?わかりやすく解説&導入のポイント
ミッション・ビジョン・バリューとは?違いと作り方を解説
まとめ
求職者の応募が思ったほど増えない…という際の、採用情報の見直しポイントについてご紹介しました。基本的には客観的な視点を持ち、以下のような部分を見直すといいかもしれません。
【採用情報見直しのポイント】
①仕事内容がイメージできるか
②求める人材のハードルは高くないか
③イメージ写真のセレクトは適切か
④給与・休暇・福利厚生などの情報量は足りているか
⑤自社の魅力が伝わる内容か
よければ、採用情報の掲載について参考にしていただければと思います。
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ライター:野倉