スクラム採用とは?そのメリットとデメリット

今までは人事が担当するのが当たり前だった採用活動。

しかし近年、「スクラム採用」という全社員が一丸となって取り組む採用活動に注目が集まっています。 今回はスクラム採用ついて、その概要とメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

目次

  1. スクラム採用とは?
  2. スクラム採用のメリット
     2-1.より広い層へのアプローチ
     2-2.社員のモチベーション向上
  3. スクラム採用のデメリット
  4. まとめ



スクラム採用とは?

スクラム採用は、採用管理プラットフォーム「HERPHire(ハープハイア)」を提供している株式会社HERPが提唱した概念です。

従来のように人事担当者だけで採用活動を行うのではなく、現場の社員も協力して採用活動に取り組む方法のことを意味します。

「スクラム」は直訳すると押し合いという意味ですが、そこから転じてラグビーの試合再開時に選手が肩と肩を組み合わせることを「スクラム」と呼びます。

スクラム採用は、ラグビーのスクラムのように、全社員が採用の目標を共有して一丸となり採用活動に取り組む姿勢からついた名称です。



スクラム採用のメリット




より広い層へのアプローチ

スクラム採用では、社員の力をフルに活用し社員紹介や座談会などをコンテンツとして展開する「採用サイト」を企業サイトとは別に設けるのがよい活用法になります。

また、TwitterやInstagramなどのSNSを活用して社員が生の声を発信することで、求職者に自社をより身近に感じてもらう工夫も非常に有効です。

このように、様々なチャネル(流入経路)から応募が増えることで、今まで人事だけでは届かなかった層へアプローチをすることができるのは、スクラム採用のメリットだと言えます。




社員のモチベーション向上

社員が求人票の作成や説明会の開催などの人事の仕事を行うことで、会社に対しての愛着も深まり仕事へのモチベーションが向上することも期待できます。

このような会社に対しての愛着心のことを「エンゲージメント」と言い、社員自らが会社のPRを行うことで自社のよい部分を再認識し、エンゲージメントの向上にもつながると考えられます。



スクラム採用のデメリット

スクラム採用のデメリットは、様々な部署や社員が採用活動に携わるので、目標とする採用活動への認識について、社員間で差異が生まれてしまう可能性があることです。

ただ、その点については採用に関する役割分担とゴールを明確化し、全社員で共有することで解消できそうです。

また、進捗状況を共有して認識や方向性のズレがないかを確認しておくと、より効率よくスクラム採用を進めることができます。



まとめ

今回はスクラム採用についてご紹介しました。

まとめると、スクラム採用はただ社員全員が採用活動に携わるだけでなく、その力を活かし採用サイトやSNSなどにチャネルを広げていくことがポイントだと言えます。

そして人事担当以外の社員が自社のPRを行うことで、モチベーションやエンゲージメントの向上につながることもご紹介しました。

従来の人事だけで行う採用活動に限界を感じている場合は、メリットの多いスクラム採用を一度検討してみてはいかがでしょうか。

今回の記事が採用活動の壁を乗り越えるための一助になれば幸いです。

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ライター:井上