書き方も解説!|ジョブディスクリプションとは?
日本語では「職務記述書」と訳される「ジョブディスクリプション」という言葉。
今回は、特に海外で積極的に活用されているジョブディスクリプションについてご紹介します。
目次
ジョブディスクリプションとは?
冒頭でも紹介した通り、「ジョブディスクリプション」は日本語で「職務記述書」という意味になります。
ジョブディスクリプションは、担当する業務についての職務内容を詳細に記載した文書で、業務上必要になるスキルや成果を職務ごとに明確化させるという目的があります。
ジョブディスクリプションを活用することで「職務ごとの適切な人材の活用」や「成果に見合った待遇の決定」などのメリットが期待できます。
具体的な項目
続いて、ジョブディスクリプションに記載するとよい内容を具体的に紹介していきます。
①職務概要
職務の目的を明確にします。例としてホームページ制作の営業職の場合、以下のような内容が考えられます。
「個人・法人両方のクライアントに対して新規でホームページ制作の提案を行う。お客様の課題を明確化し、提案書・見積書の作成から打ち合わせまで一貫して行う。また、必要に応じてパンフレットや名刺などの制作物も提案し、売上の向上に貢献する。」
②職務内容
こちらも「営業の仕事」と曖昧にせず、細分化して職務の責任や権限まで明確化しておくとよいでしょう。具体的には「1.新規顧客獲得のための訪問営業、2.提案書・見積書の作成…etc」というような記載をするのがよいと言えます。
③目標
単月の売上、年間の売上などの目標を記載します。ジョブディスクリプションには「目標・責任」などを明確化して、成果に対して適切な待遇を行うという目的があります。そのため、募集要項などでは通常記載しない詳細な目標もジョブディスクリプションには記載するのが好ましいと言えます。
④必要な知識や能力
必要となる資格や、具体的なソフトの操作スキルがあれば明記します。また、先程のホームページ制作の営業職の例であれば「ホームページ制作に関する基礎的な知識」など、業務に必要な知識についても求める資格・ソフトの操作スキルと一緒に併記するのがよいでしょう。
まとめ
ここまで、ジョブディスクリプションについてご紹介してきました。
まとめると、
募集要項と異なるジョブディスクリプションを作成する場合は、職務概要、職務内容、目標、必要な知識や能力などの項目について詳細に記載するのが効果的だと言えます。
今回の記事が採用活動の参考になれば幸いです。
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ライター:井上