【2021年版 企業向け】マイナビ2022とリクナビ2022を比較!どちらがおすすめ?

インターネット上にはさまざまな求人サイトがあります。求人を掲載する際にはどのサイトを選んだらよいのでしょうか。

今回は数ある求人サイトの中から、新卒学生向けの「マイナビ2022」と「リクナビ2022」という2つのサイトに絞って、それぞれのサービスの特徴をご紹介します。

目次

  1. マイナビ2022、リクナビ2022とは?
     1-1.マイナビ2022とは?
     1-2.リクナビ2022とは?
  2. マイナビ2022とリクナビ2022の違い
     2-1.掲載社数
     2-2.登録学生数
     2-3.セミナー開催率
  3. 文理別の一年を通して最も利用したサイト
     3-1.文系学生
     3-2.理系学生
  4. まとめ


マイナビ2022、リクナビ2022とは?




マイナビ2022とは?

マイナビ2022とは、株式会社マイナビが運営する新卒学生向けの求人サイトです。

サイトの末尾に対象としている学生の卒業予定年数が付き、毎年ホームページの名称が変わるという特徴があります。

例:
2021年卒業予定の学生が対象→「マイナビ2021」
2022年卒業予定の学生が対象→「マイナビ2022」

これは次にご紹介するリクナビも同じです。例:2022年卒業予定の学生が対象→「リクナビ2022」

マイナビの新卒向けサイトを「マイナビ20xx」と表記する方法もあるようですが、当コラムでは便宜上「マイナビ2022」と表記致します。※リクナビについても同様

また余談ですが、マイナビはもともとは「毎日就職ナビ」という名前で運営されており、その略称「マイナビ」が正式なサイト名に変わったという経緯があるそうです。




リクナビ2022とは?

リクナビ2022とは、株式会社リクルートが運営する新卒学生向けの求人サイトです。

1996年にRECRUIT BOOK on the Net(リクルートブック・オン・ザ・ネット)として始まり、その後「リクナビ」に名前が変わりました。

セミナーを多く行っているのが特徴で、2021年も企業説明会などを中心に各種セミナーの予定が充実しています。



マイナビ2022とリクナビ2022の違い

※画像は「新卒WATCH」のホームページ内「マイナビ2022・リクナビ2022初速まとめ」より引用
URL:https://shinsotsu-watch.com/original/2022_sokuhou/




掲載社数

掲載社数については、マイナビ2022が24,215社なのに対してリクナビ2022は10,830社と大きな差があり、マイナビの方が優位であると言えます。

これは、2021年3月に「リクナビダイレクト」という既卒専用のサービスが終了したことが原因であると考えられます。
※リクナビダイレクトの掲載社数も新卒向けリクナビサービスの数値にカウントされるため
※既卒…大学・短大・専門学校・高校などの卒業後に正社員として勤務したことのない人




登録学生数

登録学生数は、マイナビ2022が731,820人なのに対してリクナビ2022は703,861人と、こちらもマイナビの方が多くなっています。

また、一年前と比べるとどちらも登録学生数は減っています。これは様々な新卒向けの求人サイトが台頭してきていることが要因だと考えられます。

さらに、登録学生数÷掲載社数もマイナビ2022が30.2に対してリクナビ2022が65.0となっています。

リクナビ2022の方が競争率が高いため、この点からマイナビ2022に求人を掲載する方が自社の求人を学生に見つけてもらいやすいと言えそうです。




セミナー開催率

セミナーの開催率はマイナビ2022が57.1%、リクナビ2022が67.7%と、こちらはリクナビの方が割合が大きくなっています。

また、ホームページ上でリクナビ2022のセミナー開催スケジュールを見てみると、マイナビ2022より頻繁にセミナーを行っているのがわかります。

この事から、リクナビ2022の方が「セミナーで求職者に積極的にアプローチができる機会が多い」という点ではマイナビ2022より勝っていると言えます。

さらに、近年は新型コロナウィルス感染対策のため、どちもオンラインセミナーを積極的に行っているようです。こちらも上手に活用して求職者にアプローチしたいところですね。



文理別の一年を通して最も利用したサイト

この章では文系・理系に分けると、使うサイトに違いが出てくるのかどうかを見ていきたいと思います。

以下の画像はHR総研ホームページ内「1年を通して最も利用した就職サイト」より引用:
URL:https://hr-souken.jp/research/1641/




文系学生

まず、文系学生では2020年卒ではマイナビが38%とリクナビの27%を超えて1位になっています。

また、2021年卒でもマイナビが48%、リクナビが13%とマイナビの利用者の方が多くなっています。また、ONE CAREER(ワンキャリア)が2位にランクインしています。

ONE CAREERは「ワンランク上のキャリアを目指すこと」をコンセプトとしている就職サイトで、マイナビやリクナビと同じくらい有名になりつつあります。

マイナビとリクナビの比較では、文系学生が多く利用するのはマイナビでした。




理系学生

次に理系学生について見ていきます。2020年卒はリクナビが38%、マイナビが29%とリクナビの方が上位にあります。

しかし、2021年卒はマイナビが38%、リクナビが20%と逆転しています。

理系学生をターゲットにするなら、時期によってはリクナビの方が有利になるということは覚えておいても良さそうです。



まとめ

ここまで、マイナビ2022とリクナビ2022の特徴を比較してきました。

まとめると、「掲載社数」「登録学生数」で見るとマイナビ2022の方が勝っていますが、「セミナー開催数」や「理系学生をターゲットとする場合」を考えるとリクナビ2022もおすすめできそうです。

そのため、自社の重要視するポイントに合わせて、どちらのサイトを使うのがよいかよく考えて決めるのが良いでしょう。

また、他のサイトを利用する方がよいケースもあるかと思います。当コラムでは、他にも様々な求人サイトを取り上げているのでよければ以下の関連記事もご参照ください。

当コラムが採用活動を効率よく進める際の一助になれば幸いです。

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ライター:井上