面接官の印象をよくする対応・避けた方がよい発言

面接を行う上で、応募者に与える面接官の印象は非常に重要です。
今回は応募者によい印象を与える面接官の対応を中心に詳しくご紹介したいと思います。

目次

  1. 面接官の印象が与えるよい影響
  2. よい対応の具体例
     2-1.「しっかりと自分を見てくれてる」という印象
     2-2.「親身になって対応してくれる」という印象
  3. 避けた方がよい発言
  4. まとめ


面接官の印象が与えるよい影響

応募者が「この会社に入社したい」と思う理由の中で、「面接から感じる内容」にはどのようなものが考えられるでしょうか。

「面接で受けた仕事内容についての説明が自分に合っていた」「提示された条件がよかった」
…様々な要素が考えられますが、実はその上位を占めているのは「面接官の人柄・印象」であることがエン・ジャパンの調査でわかっています。

※以下、『エン・ジャパン 月刊人事のミカタ「面接で、この会社に入社したいと思った理由を教えてください(複数回答可)」』より引用
https://partners.en-japan.com/special/old/170510/3/

特に、7割近くの応募者が「面接官の人柄・印象が良かった」「面接官が話しやすい雰囲気を作ってくれた」を選んでいるので、仕事内容や待遇などの条件以上に、面接官が与える印象が応募者の志望度のUPにつながっていることがわかります。



よい対応の具体例




「しっかりと自分を見てくれてる」という印象

面接官の対応としては「きちんとエントリーシートを読み込んだ上での質問をしてくれた」「自分にまず携わってほしい具体的な業務内容を教えてくれた」など、個人をきちんと見た上での会話が応募者にとってはよい印象を与えるようです。

「流れ作業ではなく、自分をちゃんと見てくれているんだ」と思うと嬉しくなりますよね。




「親身になって対応してくれる」という印象

「面接」という形式上、ある程度面接官に威厳があったり、時には厳しく質問を投げかけるのが理想だという考えをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、応募者がよい面接官だと感じた例は「普通の会話のように気さくに話してくれた」「誠実な対応をしてくれた」など、応募者と同じ目線で親身になってくれた場合が多いようです。

面接官としてきちんとした姿勢で面接に臨むのはもちろん大切ですが、ある程度力を抜いて柔らかく接するような工夫をするのもよいかもしれませんね。



避けた方がよい発言

ここまで応募者によい印象を与える例をご紹介してきました。それに対して、この章では印象を悪くしないよう気を付けたい事を簡単にご紹介します。

1つ目は「女性差別」のようにとられる発言です。「女性は働きにくい環境だけど大丈夫かな?」「その仕事は女性だと難しいと思うよ」…このように女性の応募者のことを気にかけて発言したつもりでも差別的だと取られる可能性はありますので、このような発言は控えた方がよいでしょう。 

2つ目は「家族についての質問」です。「お兄さんはどの大学を出てるの?」「お父さんはどこに勤めているの?」…このように、面接の内容とは直接関係のない家族のことについて質問をするのも、好ましくないとされているので聞くのは控えたほうがよさそうです。



まとめ

ここまで「面接官の印象の重要性」「よい印象を与える対応、避けた方がよい発言」についてご紹介してきました。

まとめると、
面接官は「応募者一人一人の情報をよく確認し、それに合わせて応募者と同じ目線でコミュニケーションをとる」というのが大切です。

今回の記事が、面接を行う際の参考になれば幸いです。

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ライター:井上