採用サイト制作(特設)と採用情報ページ、どっちがいいの?

コーポレートサイトのコンテンツとして採用情報ページを用意する一方で、採用情報に特化したWEBサイトを制作する企業も増えてきています。

今回は、採用サイト制作(特設)と採用情報ページとの特徴やメリットについてのお話です。

目次

  1. 採用情報ページと採用特設サイトの違い
  2. 採用情報ページ
     2-1.メリット
     2-2.デメリット
  3. 採用特設サイト
     3-1.メリット
     3-2.デメリット
  4. 採用情報ページが向いている企業
  5. 採用特設サイトが向いている企業
  6. まとめ


採用情報ページと採用サイト(特設)の違い

採用情報ページとは、企業コーポレートサイト内のコンテンツです。企業概要や実績、商品紹介のページと並んで配置されます。

一方、採用サイト制作(採用特設サイトの制作)は、トップページからすべてのコンテンツが採用に関わる内容のもの。求める人材や待遇についてはもちろん、具体的な業務や社内の様子、社員インタビューや一日の流れ…といったページで、求職者により強いアピールをすることができます。

採用に力を入れている企業では、導入される事例が増えています。



採用情報ページ

数あるコンテンツのうちのひとつとして扱われる採用ページ。メリットとデメリットをいくつか挙げていきます。



メリット

・費用が抑えられる
・コンテンツの管理が容易
・内容が簡潔にまとめられる

馴染みある形態なのでイメージしやすいかもしれません。すでにコーポレートサイトがある場合は、ページをひとつ増やすだけの手間で済みます。そのぶんサイト制作にコストがかからず、手軽に導入できるところがメリットですね。

また、内容変更も簡単です。現在は募集を行っていない、求める職種や待遇に変更点が…というときに、手を加える部分が少なく済みます。

「つい長々といろんなことを書きがち」というお悩みも、情報量の制限があるため、かえって内容の取捨選択がしやすいかもしれません。重要な部分だけ短時間で確認できるという点は、求職者にとってもメリットになりえます。



デメリット

・掲載できる情報量が少ない
・採用に消極的な印象を持たれることもある

採用に力を入れたい場合、やはり採用ページだけでは物足りなく感じることも。

応募者にとっても同じで、あまりに内容が少ないと「採用されにくいかも?」という印象を持たれる可能性もあります。かといって1ページの中に大量の情報を詰め込んでも、コンテンツがごちゃついた印象になってしまいます。

限られたスペースでも自社の魅力を伝えられるよう、文章や写真といった素材の工夫や、社内の情報を発信するコンテンツ(ブログや社員紹介など)を設けるなど、ほかの部分で補う必要がありそうです。



採用サイト制作(特設サイト制作)

採用に力を入れるならぜひ活用したい採用特設サイトの制作。導入のメリットと、それにあたって注意したいポイントを挙げるので参考にしてみてください。



メリット

・たくさんの情報が掲載できる
・自由度が高い
・マッチング率が高くなる
・他社との差別化がしやすい

採用サイト制作で特設サイトをつくる一番のメリットは、やはりその自由度の高さです。採用ページよりもたくさんの情報を掲載できるほか、コーポレートサイトから独立したデザインやレイアウトが可能です。

詳細な情報があれば、欲しい人材の条件や他社との違いも伝わりやすく、マッチング率の向上にもつながります。

採用に積極的な企業には求職者も集まりやすく、応募者の質が上がれば、採用そのものの質も上がります。採用担当者の負担軽減やスキル向上も期待できるので、導入する企業が増えているみたいですね。

よく用意されているのは、「社員インタビュー」「社員紹介」「在職者座談会」「代表者あいさつ」「社員の一日」といったコンテンツ。より「自分が入社したらどんな感じだろう?」を想像してもらいやすいよう意識したものが多いようです。



デメリット

・予算の用意が必要
・素材の準備が必要

自由度が高いからこそ、コストや手間がかかります。採用情報ページよりたくさんの素材を用意しなければならないので、社員インタビューや撮影を行う時間、スケジュール調整などが必要です。

より良いコンテンツにするために、長期的な視点で取り組みたいですね。



採用情報ページが向いている企業

採用よりも、今は顧客獲得に専念したい!ブランディングに力を入れたい!という場合は、現状は採用情報ページのみで十分だと言えそうです。また、定期的に募集内容の変更があったり、少人数の採用や、募集を行わない期間があったり、といったケースも同様です。

いきなり採用特設サイト作成に取り掛かるのではなく、「まずはコーポレートサイトで認知度を上げてから検討しよう」というお試し感覚の導入もおすすめです。



採用特設サイトが向いている企業

採用に力を入れたいなら、採用特設サイトの作成をおすすめします。

「今までの採用ページではいまいち物足りない」「理想の人材と出会えることが少ない」「既存の求人情報サイトだと他社との違いが伝えにくい気がする」と感じている方にはぴったりです。

求職者にとっても、より詳しい情報がわかる特設サイトは重宝します。お互いが理解を深めた上で、質の良い採用をしていきたいですね。



まとめ

採用情報ページは、情報の制限があるぶん、気軽に導入できる点がメリットです。反して採用特設サイトは、腰を据えてコンテンツ作成する必要がありますが、より高い効果が期待できます。自社の方針や事情に合わせて、上手に使い分けていけるといいですね。

採用コンテンツの導入や改善を検討している方の参考になれば幸いです。



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ライター:野倉