オンライン面接を成功させる3つのポイント
オンライン採用、オンライン説明会の記事に引き続き、今回はオンライン面接(WEB面接)についてのお話です。
前回の記事はこちらです。未読の方はよければ併せてご覧ください。
↓
オンライン採用のメリットと最適なツールとは?
https://web-wwc.com/blog/3059
オンライン説明会 メリットと成功のコツを紹介
https://web-wwc.com/blog/3310
目次
- オンライン面接とは
- メリット
- デメリット
- よくある失敗
4-1.映像が映らない、音声が聞こえない
4-2.周囲の雑音が大きすぎる
4-3.画面のブレ
4-4.表情が見えにくい - 失敗を防ぐ3つのチェックポイント
5-1.アイテムの準備
5-2.会場の環境
5-3.リハーサル - まとめ
オンライン面接とは
オンライン面接(WEB面接)とは、インターネットを利用したテレビ電話サービスを使った面接のことです。これに対して、従来の面接方法を「オフライン面接」と呼ぶこともあります。
テレワーク・リモートワークが増え、人手不足の解消などの点から、導入する企業が増えてきています。
メリット
主なメリットは以下の通りです。
・たくさんの応募者と面接ができる
・面接時間の確保がしやすい
・交通費などのコストカット
・選考スピードが上がる
・先進的、柔軟な企業イメージが付く
従来の面接は、企業側と応募者側の双方に負担が多いものでした。ですが、オンラインのメリットを活かし、時間や費用をカットすることで面接回数の分母を増やすことができます。そのぶん、適切な人材と出会える可能性が上がります。
即戦力採用という点でも、多くの人材の確保という点でも、効率よく面接が行えるのは大きなメリットと言えそうですね。
デメリット
便利な一方で、オンラインならではの難しさもあります。主なポイントは以下の通りです。
・コミュニケーションがとりにくい
・システム導入のコストと手間がある
・通信トラブルが起きやすい
テレビ電話のコミュニケーションに慣れていないと、思ったような効果が得られないことも多いようです。アプリケーションの操作に戸惑ったり、接続が悪くて設定を確認したりしている間に面接時間が終わってしまった…なんてことも。
よくある失敗
オンライン面接においてよく起こる失敗やトラブルをいくつか挙げます。企業側、応募者側のどちらでもありがちな内容なので、その点も踏まえてチェックしてみてください。
映像が映らない、音声が聞こえない
カメラやマイクの設定、回線トラブルなどで起こる現象です。滑らかな映像が流れずにカクついたり、相手の声が途切れて聞き取りにくかったり…と、面接においてはなかなか致命的です。
中には、「映像用のコードやイヤホンマイクがきちんと刺さっていなかった」なんて初歩的なミスが原因になることも…。
貴重な面接時間ですから、事前のテストをきちんと行って確認しておきましょう。
周囲の雑音が大きすぎる
自動車の走行音や通行人の会話、工事の音などを拾ってしまい、相手の声が聞き取りにくくなってしまうトラブル。話している本人は意外と気付かなかったりします。
これは、使用しているマイクが予想以上に多く音を拾ってしまうことが原因に挙げられます。
マイクの感度や向きなどを調整する、雑音が入りにくい部屋を会場にする、という工夫で防ぎましょう。通勤・通学の人が多い時間帯を避ける、といった手段も有効です。
画面のブレ
スマートフォンで面接を行う場合に起こりがちなのが、画面のブレです。
とくに応募者側は、スマホでオンライン面接に参加するケースが多いです。スマホでの撮影は、専用のスタンドを使ったり、本体を何かに寄りかからせたり…といった方法がメイン。メモを取る、書類を確認する、といったちょっとした挙動でカメラがブレ、不鮮明な映像になってしまいます。
テープでしっかりと固定する、身体が当たらない位置に机を移動する…といった工夫で防ぎましょう。
小さなことですが、印象アップのためには気を配りたいポイントです。
表情が見えにくい
スマホやディスプレイ備え付けカメラのように、レンズの位置が調整しにくい撮影方法で起こります。逆光になったり、おかしなアングルになったり、といったことで、お互いの表情がわかりにくくなってしまいます。
とくにカメラの位置が低いと、相手を見下ろしているような姿勢で威圧感を与えてしまうことに。
応募者が委縮して話しにくくなったり、逆に、企業側に偉そうな印象を持たれてしまったり、といったデメリットがあります。短時間で円滑なコミュニケーションが必要となる場ですから、お互いが気持ちよく話せるようにしたいですね。
失敗を防ぐ3つのチェックポイント
すでに挙げたトラブルも含め、オンライン面接ならではの失敗を避けるポイントを3つご紹介。簡単なことではありますが、きちんと確認することでオンライン面接をより効果的に活用することができます。
アイテムの準備
スマホやお手持ちのイヤホンマイクなどで気軽に参加することもできますが、より確実なものにしたいのなら、WEBカメラやマイクなどの機器を揃えるのをおすすめします。とくにWEBカメラは、位置の調整や固定ができるので1つあると便利です。
安価なものなら2,000円台から販売しています。テレワークの可能性がある職種なら、思い切って購入してしまってもいいかもしれませんね。
会場の環境
インターネットの接続環境や周囲の雑音、光の入り方など、事前にきちんとチェックしておきます。無線LANは間に障害物を挟むと接続の邪魔になるので、機器の配置も含めて確認しましょう。
背景に面接と無関係なものが映り込まないかもよく見ておきます。
お互いに気が散ってしまうだけではなく、うっかり社外秘の重要書類が映ったり、プライベートなものを見られてしまったりと、大きなトラブルに発展しかねません。
リハーサル
準備ができたら、なるべく本番に近い形でリハーサルを行います。可能であれば、当日と同じ時間帯で練習ができればなおよいですね。
いざリハーサルをしてみたら、準備段階ではわからなかった問題が出てくる、なんてことはよくあります。前述した雑音や画面の映り方なども、事前のシミュレーションをしっかり行っていればリスクをぐっと減らすことができます。
まとめ
時間や場所の自由がきくことで重宝されているオンライン面接。慣れないツールやサービスの使い方ばかりに気が向きがちですが、それ以外のちょっとしたことで失敗する可能性もあります。
大切なのは、本番までにしっかりと準備をしておくことです。当日のつもりでリハーサルを行う、というのは、企業側にとっても応募者側にとっても、従来の面接と変わりません。
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ライター:野倉