求人の情報量は足りてる?応募を増やすコツ

求人情報にどんな内容を掲載していますか?他社と比べても似たり寄ったりになりがちですが、求職者目線で掲載内容を見直すと、応募者増加につながるかもしれません。

今回は、求人情報の内容についてのお話です。

目次

  1. 求人情報の重要性
  2. 重要視するポイント
     2-1.給与・福利厚生・雇用形態など
     2-2.勤務地
     2-3.職種・詳細な仕事内容
     2-4.在職者の声
     2-5.社内の雰囲気
  3. 応募に繋がらないのはなぜ?
  4. まとめ


求人情報の重要性

求める人材像や待遇、自社の事業などを掲載するのが基本です。

端的に述べようとすると、情報の箇条書きになってしまいがち。かといって長々と文章を書いても、とくにWEB媒体では読まれにくくなってしまいます。

ですが、求職者にとっては「働きたい!」と思っている会社について知ることができる入口です。どんなに条件が良く、楽しく働ける職場でも、文章からそれが伝わらなければ応募には繋がりません…。

そこで、「求職者がどんな内容を重視するか」を押さえた上で、少ない情報量でも魅力が伝わるような採用コンテンツを作る必要があります。



重要視するポイント

求職者がどんな情報を見て応募を決めるのか、基本的なポイントを挙げてみました。

どんな企業でも必ず掲載している内容ばかりですが、裏返せば「ここを差別化すれば改善できる!」という点でもあるので、見直しの参考にしてみてください。



給与・福利厚生・雇用形態など

生活に直結する問題なので、やはり重要視されるところです。とくに転職者は前職よりも高い収入を望むことが多いため、経験や資格による優遇や福利厚生に注目しています。

いきなり「給与額を改善する」ということはできませんが、未経験者との待遇差がわかる表記にするだけでも、即戦力となる転職者の応募が増えるかもしれません。研修期間の有無やそれによる支給額の増減など、応募者側から問い合わせにくい内容だからこそ、先にきちんと提示しておきたいですね。



勤務地

通勤は毎日のことですから、通いやすい場所かどうかというのは気になります。

新卒者は就職に合わせて職場に近い場所へ引っ越すケースも多いので、利便性が高い立地は決め手のひとつになるそう。すでに家庭や持ち家があるという人にとっては、給与と同じくらい重要なチェックポイントになるようです。

都心ではない場所でも、最寄り駅やバス停などを掲載することで「通いにくそうかも?」というイメージを払拭できます。

また、支部や営業所など、本社とはべつの場所に勤務する可能性がある場合も、なるべく事前に提示しておきましょう。



職種・詳細な仕事内容

例えば、ただ「事務」と書かれていても、「具体的に自分は何をするのか?」が想像できません。裏方の仕事がメインなのか?お客様対応は多いのか?どの程度のスキルや知識が必要なのか?

長々と書く必要はありませんが、求職者がどんな業務を担うのかは明確に提示しておきましょう。



在職者の声

外部の人間である求職者がその会社のことを知るために、これ以上のコンテンツはないのではないでしょうか。

同じ内容を掲載するにしても、実際に働いている人の言葉であったほうがわかりやすいです。採用担当者では思い至らない、意外なやりがいやメリットが挙げられるかもしれないので、可能であれば求める業種の経験者に直接話を聞けるといいですね。



社内の雰囲気

他社との差別化が難しいときは、社内の空気感を伝えるだけでも強く印象付けることができます。

静かで穏やかに作業ができる環境なのか、会話が絶えずにわきあいあいとしているのか…。自分たちでは当たり前だと思っていても、外部の人間からすると「この業界なのに、○○な雰囲気で働きやすそうですね」なんてことはよくあります。

改めて社内の雰囲気を見直してみて、自社の売りにしてみてもいいかもしれませんね。



応募に繋がらないのはなぜ?

求職者が応募に至らないのは、「そこで働いている自分がイメージできないから」です。給与ひとつとっても「月にいくらの収入があって、いくらの支出があるから、生活レベルはこのくらいで…」と、必ず入社後の生活をシミュレーションしますよね。

入社後の自分がイメージできない、あるいはポジティブな未来が想像できないと、求職者は応募を踏みとどまってしまいます。

とくに在職者の声や社内の雰囲気は、情報の羅列だけでは知りえない内部のことがわかるので、「自分はこの会社に入ったら、どんなふうに働くんだろう?」と想像するためには必要な情報になってきます。



まとめ

求人情報の中でも、掲載方法の工夫ができそうなものを挙げてみました。ほかにも休日や必要資格など、応募者が求めるものによって重要視される項目は変わってきます。

ただ条件を並べるのではなく、「入社したらどんなふうに働くことになるか」「どんな人が活躍できるのか」が具体的に想像できるように、情報の載せ方も工夫してみましょう。お互いに求める条件が合致して、ミスマッチが減らせたらいいなと思います。



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ライター:野倉