夜景の撮影について

更新:2020年6月1日

過去の記事を整理していたところ、今では状況がすっかり変わっているものも出てきました。
今回は2016年に書かれた夜景撮影についての記事を元に、最新の状況を見てみようと思います。

以前の記事では「スマホのカメラの性能はまだまだデジカメには敵わない」と書きました。
あれから4年、スマホカメラの性能はどうなっているのでしょうか?
比較しやすいためiPhoneで比べていきます。

当時のiPhoneは前年に発売された「iPhone 6s」としましょう。
スペックは以下の通りです。

<iPhone 6s>
メインカメラ1200万画素(最大5倍のデジタルズーム)
インカメラ500万画素
光学手ぶれ補正 なし

まだ手ぶれ補正も付いていなかったんですね。
それでも当時は携帯でこんなにきれいな写真が撮れるのかと感動したものですが・・・。

そして最新のiPhoneと言えば「iPhone 11 Pro」!
何かと話題になりましたよね。スペックは以下の通り。

<iPhone 11 Pro>
メインカメラ1200万画素
インカメラ1200万画素
デュアル光学式手ぶれ補正、その他、超広角・広角・望遠のトリプルカメラ、2倍の光学ズームイン・ズームアウト、最大10倍のデジタルズーム、、ナイトモード…など

レンズが3つあること、中でも超広角で今までより広い範囲を画角に収めることができるようになったことは特に話題になったように思います。
ズームの性能やインカメラの画素数も格段に上がりました。

そして、そう、ナイトモード!
これにより複雑な設定なしで誰でも簡単にきれいな夜景の撮影ができるようになっています。
もうスマホカメラはデジカメに劣るとは言えませんね。

4年でここまで変化したスマホカメラ事情。
この先もどのような進化を遂げていくのか楽しみですね。

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投稿:2016年4月14日

今回は、「夜景の撮影」についてのお話です。

最近のデジタルカメラはすごいです。
夜景もキレイに撮れるようになっています。

夜景を撮るのは、日中より難しいです。
特に、夜桜は至難のわざ。
ライトに照らされた所で撮っても暗く写ってしまいます。
それはなぜかというと、桜が白いからです。

白=明るいとレンズが判断して、光を絞り込んでしまうからです。

明るさを絞り込まないようにするには

ホワイトバランスを+補正する
ISO感度を高くする
シャッター速度を遅くする

等のテクニックが必要になりますが、調整が難しいですね。

カメラによっても違いますし、撮りたい情景の色のバランスにより補正具合が変わるためです。


特に、シャッター速度を遅くすると、三脚がないと間違いなくブレます。
欄干や柱などでカメラを固定するとしても、シャッターを押すことでわずかな振動がカメラに伝わり、夜の撮影には向かないのです。

これらの調整を自動でやってくれて手に持って撮る場合でも可能な限り補正してくれるのが、「夜景モード」です。

中には、連続撮影して合成した1枚にすることによって、出来るだけノイズを抑える・・という機種もあります。


こちらは高機能デジカメの夜景モードで手撮りで撮影しました。



さて、デジカメの画質は、下記の性能に左右されます。

1.CCD、CMOSセンサーの性能
2.画像処理エンジンの性能
3.レンズの性能
4.画素数と圧縮率


スマホも高機能カメラ搭載を謳う機種が多くあります。
ですが、場所と時間を選ばずキレイに撮るには、カメラの性能が問われます。
スマホは所詮、デジカメには敵いません。
デジカメで撮る事をおすすめします。




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